研修医・長期短期専修医募集

活動紹介


■ 研究

電気生理学  神経遺伝学  運動異常症
神経変性疾患  神経免疫疾患 運動関連疾患


■ 診療

診療


■ 教育

教育  研究室配属


■ 業績集

業績集



多発性硬化症、重症筋無力症などの神経免疫疾患



■ 松井研究室


免疫部門では、免疫異常によっておこる神経疾患を中心に、下記のような研究を進めております。また学内の免疫学研究室との交流を通じても病態解明に取り組んでいます。

(1) 多巣性運動ニューロパチー(multifocal motor neuropathy: MMN)に関する研究
免疫性神経疾患に関する調査研究班の事業として、2010年本邦初となるMMNの疫学調査を行いました(宮城ら2014)。また多施設共同研究により、MMNと筋萎縮性側索硬化症におけるサイトカインの解析を試みました(古川ら2014, 2015)。

(2) 重症筋無力症(myasthenia gravis: MG)における胸腺の役割
MGでは胸骨のすぐ裏にある免疫細胞を成熟させる胸腺に異常がおこることが多いといわれています。これまで、ヒト胸腺を解析することで、MGの病態解明に取り組んできました(松井ら2000a, 2000b2014)。現在も、学内の疾患プロテオゲノム研究センター生命システム形成分野の高浜教授や医歯薬学研究部臨床腫瘍医療学分野の近藤教授との協力体制のもと、胸腺を用いた新たな臨床研究に取り組んでいます。また、2015年度研究室配属の医学部3年生の金喜栄さんが、「ヒト胸腺を用いたフローサイトメトリー解析」のテーマで優秀賞に選ばれました。

(3) 封入体筋炎(inclusion body myositis:IBM)における補助検査の有用性
IBMは前腕屈筋群と大腿四頭筋が障害されることが有名ですが、ヒラメ筋と腓腹筋のエコー輝度の解離が特徴的であることがわかり、当教室の電気生理・超音波グループを中心に報告を行いました(野寺ら2016)。

(4) ギラン・バレー症候群に関する研究
宮崎らを中心にギラン・バレー症候群における、免疫グロブリン大量静注療法前後のIgGの推移についての臨床研究も行っております。


その他、現在大学院生が学内の生体防御医学分野安友教授の元で基礎研究に従事しております。


文責 松井尚子